カタールワールドカップのグループリーグの16試合のデータでは
即時奪回(カウンタープレス)が有効ということがあるとのこと。
現時点でのサッカー戦術ではカウンタープレスを採用する国が多い状況です。
カウンタープレスはゲーゲンプレッシングと同様です。ドイツ語ではゲーゲンプレッシングといいます。基本的には奪われた瞬間に即時に取り返すべくプレスをしかけるというものです。
FIFAの発表によると
「攻撃側が相手陣でボールを失った時に、すぐにプレッシャーをかけて奪い返す「カウンタープレス」(即時奪回)の有効性を指摘。カウンタープレスに取り組む時間が長いチームほど、ボールを取り返すまでに要する時間も短くなっている。 カウンタープレスを志向するチームとして、イングランド、アルゼンチン、スペイン、ドイツ、デンマークなどが挙がり、逆に日本、イラン、コスタリカなどは低い傾向だった。」
ということです。カウンタープレスの有効性が認められた結果ですが、
クラブチームでは実際に使われていますので、有効性があるのはその通りなのだと
思います。少なくとも代表レベルでも採用されて結果がでたということだということだと思います。
カウンタープレスに取り組む国をみると強豪国が特に多いです。特にゲーゲンプレッシングと言われるドイツは特に取り組んでいる、強味としていると思います。
FIFAの発表を読むとカウンタープレスを行うほうがトータルでのボールを持たれる時間が短くなるということを示しており、少し考えると自明にはなります。
現時点ではスペインVSドイツは両チームともにお互いにカウンタープレスを行うのでゲームスピードが速く感じられます。日本代表戦に比べれば相当のプレースピードで異なるスポーツに見えると思います。