カタールワールドカップ 日本 VS スペイン 試合前予想・プレビュー その1

日本代表のスペインとの戦いの前に、予想であったり、どうしたらスペインに勝てるのかを個人的意見として書いておきたいと思います。

日本としては勝利が求められます。引き分けでも条件次第、他会場の試合結果次第で
勝ち抜けのチャンスはあるものの、基本的には勝利をしないと条件的には難しいです。
これは報道などで多数話題となっているので割愛します。

 

どういう形であれば日本がスペインに番狂わせを演じられるか?相当難しいのですが
考えていきます。

 

スペイン代表について

想定としてまずはスペインについて触れると、基本的には勝ちに来ると思います。
基本的なフォーメーションは変えずに、メンバーで変化をつけると思います。
なので433だというのが基本路線です。メンバーに関しては、疲労度や今後のトーナメントを考えてターンオーバーもある可能性はあります。


今日時点の報道や条件を鑑みるとスペインについては以下のことが言えると思います。
・基本フォーメーション、戦い方に変化はない。
・首位通過を目指していて勝利を目指す
・トーナメント進出の可能性は高いが何かが起きると進出ができない。
・少なくとも格下と見える日本相手に敗戦しないというメンタリティ
・事前の怪我の情報としてはガビ選手が出場しない可能性が高い
・ターンオーバーの可能性はある。トーナメントは一発勝負なのでターンオーバーの可能性が低い。休ませるならこのタイミング。
・試合展開によっては主力を温存する交代をする可能性が高い。
・コンディション的には整っている。(コスタリカ・ドイツとの戦いを見てもコンディションを高めていることはわかる。他のチームに比べて)

という状況などを踏まえると、スペインとしては前半で勝負を決めて、後半は流す
という展開が理想的だと考えられます。



日本代表について

日本代表としては、勝利が必須になります。条件次第で引き分けでも可能性はありますが、ドイツとコスタリカの試合結果でドイツが大崩れすることは可能性が低く、かつ攻撃力があるので必要な得点は確実にとってくる可能性が高いです。

今日時点での報道や状況をみると
・トーナメント進出を目指すが条件的には勝利が必要
・相手は優勝候補の一角。コスタリカを7-0で撃破するほどスペインは強い。
 得点差はもとより、内容もコスタリカに1本のシュートも許さないほど。
・富安選手など怪我・コンディション不良。酒井選手は出場はほぼ難しい、
 遠藤選手もコスタリカ戦で怪我。欠場となる見込み
・選手のターンオーバーはコスタリカ戦で実施済み。

 

状況を見ると日本代表が確実に厳しいというのがわかります。

こういった状況のなかでスペイン戦はいかに戦うかというのがあります。
基本的な見立てであれば想定されるのは

・スペインがボール保持する展開(日本からすると持たれる)
・日本が押し込まれる状態

となるかなと思われます。というのも
コスタリカとスペインのスタッツを見ると

スペインコスタリカスタッツ

スペインコスタリカスタッツ

圧倒していることがわかります。実際の試合としては、コスタリカも当初は442で
入っており、スペイン相手にプレスをかけようということはトライしていました、
その段階で頑張り切れず失点しており、立て直しのために途中から5バックとしています。
コスタリカも引いて守るだけでは勝ち筋がないということもあるので最初からは引いていなかったというところがあります。日本がコスタリカに負けましたが、仮に勝っていたとしても大勝できるほどではないと考えると実力差からスペインにもたれることが
考えられます。
もう一つ、スペインとドイツは引き分けとなっています。ドイツと日本のスタッツを
確認すると

ドイツ日本スタッツ

ドイツ日本スタッツ

勝利はしたものの、前半にPKを与えています。実際の試合展開も相当ドイツに押し込まれていました。

両方の試合の展開、実際の流れから考えると、基本的には、スペインにボールを保持される展開になるかと思います。
ちなみに、スペイン・ドイツの試合はボール支配率、保持だけであればほぼ、スペインが少し高いのですが、圧倒的な差はありません。

長くなるので、その2で書きます。