カタールワールドカップ 日本 VS スペイン 試合前予想・プレビュー その3  日本代表の戦い方をどう考えるか?堅守速攻か中盤勝負か?

日本代表がスペインに勝つために個人的意見を書いていきます。
その1,その2までに状況とスペインの戦術について書きました。

 

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日本代表がどう戦うべきか?

ここで日本代表がどう戦うか?その部分を考えてみたいと思います。

まずピッチでどのようなエリアでプレーをすべきかを考えてみます。
どのエリアでプレーすべきかというのはゲームをどうしていきたいか?とつながると思います。
大きくは2つディフェンシブサードでの戦いと、ミドルサードでの戦いの2つです。

各エリア

各エリア


ディフェンシブサードでのプレーをするとなれば自陣ゴール前でのプレーとなるので
必然的に守備的にならざるを得ないです。が、守り切れればゴール前に全員が並ぶイメージであれば失点を減らせる可能性はあります。

基本的には失点する可能性は若干ですが下がると思います。狭い空間に密にして受け止める形となるため背後に回られてというのは少なくなる可能性があります
逆に問題となるのは
引いた状態(いわいる後ろが思い)状態となること、また相手ゴールからは最も遠くなるので、結果的に攻撃力が下がります。

ミドルサードで戦うという場合
ピッチ中央を中心として戦う形です。ディフェンシブサードの一つ前で戦う形です。
基本的には理想形だと思います。相手・自陣のゴールはほぼ均等の長さにはなりますし
ゴール近いというのはメリットです。
ただし、GKとDFラインの間にスペースが生まれるので、背後のスペースを利用される攻撃を受ける可能性はあります。

 

要は引いて守ってカウンターとするか、中盤で勝負して耐えつつ攻撃をするのか
というところになります。

 

フォーメーションや攻撃のメカニズムは置いておいても基本方針がどちらに行くかによってフォーメーションが変わります。
極端な話、ミドルサードでの戦いであっても5バックでもいいのです。(ただ、その場合5人が並ぶので前の人数が減る=前のブロックを薄くなるので、実際にはあまり見ない。縦方向の攻撃を受け止めずらいからというのはあります。

日本代表はミドルサードで戦うほうが良い つまりは中盤勝負

スペイン戦は、ミドルサードでの戦いを挑んでほしいです。たぶんそのほうが勝つ可能性が高いです。

  1. 失点せずに90分が持つとは想定しずらい。
  2. 得点を1点でも挙げて勝利が必要。つまり守備一辺倒ではなく少なくとも攻撃時間と攻撃回数を増やしたい。

1の失点せずに90分が持つとは想定しずらいという理由です

・スペインの協力な攻撃に対して守り切れるかどうかが疑問(実際にコスタリカは途中から5バックにしたが得点を重ねられていた。

・引いて守る場合、攻撃の起点をつぶせず中盤でボールをコントロールされて常に攻撃を受けている状態になりかねない

・スペインはカウンタープレスを仕掛ける、仮にボール奪取しても、すぐに奪われてしまう可能性があり、その場合、即座に失点につながる可能性がある。

というものです、

今大会、イングランドとイランの試合、スペインとコスタリカの試合のように、引いて守るということをしても、
複数失点を重ねる状態になっています。単純に力の差というのはありますが、
カウンタープレスという戦術が引いて守る戦術を難しくしているような印象を受けます。

 

2に関しては、基本サッカーは得点が多いほうが勝利します。とにかく1点が必要


今回のスペインとの戦いは、日本は1-0が理想となります。複数得点は可能性が低いので失点は避けたいのですが、引いて守ってだけでは得点が奪えません。
守備重視であってもカウンター攻撃がありますが
カウンタープレスを仕掛けられた場合にカウンターが防がれてしまうと、攻撃ができずずに終わります。カウンター事態も成立させるのが非常に難しいです。

 

トーナメント進出条件として引き分けでも他会場次第ではあるのですが、得点を取れなければ、進出できない可能性すらあります。
単純に得点を取る必要があるという状況です。

引いた場合には攻撃時間が短くなるうえ、チャンスの回数も少なくなります
いくら守っても得点を1点でも取らないと勝てないのですから、攻撃時間を増やすということをしなければなりません。

 

その4に続きます。