試合レビュー マンチェスターシティ VS  ワトフォード プレミアリーグ第6節

 プレミアリーグ マンチェスターシティとワトフォードの試合のレビューです。

マンチェスターシティはシャフタールとのUEFAグループリーグの試合をしたあとの

リーグ戦です。前節はノリッジに敗戦しています。

ワトフォードの試合もどのような展開になるか気になっていましたが、

この試合は完勝というのがふさわしい大差のついた勝利でした。

ワトフォードがかわいそうになるほど残酷な大差です。前半18分で5点の差がついて

しまい逆転はかなりの確率で難しい状態です。チーム力の差を考えると1分での失点で

戦略などが破たんしたはずです。接戦に何とか持ち込んで勝利を目指すという形が

くずれました。スタメンです。

マンチェスターシティ VS ワトフォード スタメン

マンチェスターシティ VS ワトフォード スタメン

ワトフォード視点では開始1分で失点して作戦が崩れてしまったのですが、
ここまでの差がつくとは思っていませんでした。

多分にマンチェスターシティがすごすぎるということでもあると思いますが、
やはりどういう試合に持ち込むかというところで攻めにも守りにも中途半端になった
印象です。

ノリッジ戦でも少し触れましたがマンチェスターシティ攻略のためにはまずは
ロドリゴを抑えるということが必要でしょう。ここはマンチェスターシティのボールの中継地点で重要な部分です、できる限りここを抑えるのがポイントです。

相手が10人、自チームも10人ですが、まずロドリゴに1枚の札を使うという考え方です。

※素人がいうのもなんが・・・各監督はいろいろ考えていると思いますし

さすがのマンチェスターシティも前線で動きを作れないなら下げて仕切りなおす
必要があります、このときやはりロドリがパスを左右に散らす、あるいは
高度なスキルでスルーパスを通します。

ロドリがどのようなプレーをするか?

ロドリがどのようなプレーをするか?

マンチェスターシティはサイドバックが攻撃参加するケースがあります。基本的な外を上がるケース、偽サイドバックのようにインサイドハーフの位置に上がるという動きを組み合わせます(局面により使いわける。)そのため基本的には3バックとして、ロドリはその1列前でプレーをします。マンチェスターシティはロドリとジンチェンコの関係性もポイントです。図にも書きましたが、前線の攻撃陣が瞬間的にはボールを受けることができない、あるいは相手DFにうまく消される場合があります。このとき
ロドリが近場でパスを散らすなどの中継地点になります。

なのでロドリを抑えるとマンチェスターシティにとっては苦しいという形にはなります。とわいえ、ロドリ以外からもパスをいれますが・・・

ノリッジはこの部分を抑えました。FWの必ず1枚、あるいはMFの1枚がロドリを徹底マークするようにしていました。ここで苦しめながらタイトに引いて守る、とったら
頑張ってつなぐをチームができていたのが勝因の一つだと思います。
ワトフォードはそういう意味でロドリに厳しくチェックしていなかった部分も敗因の一つかもしれません。


せば~~~