試合レビュー マンチェスターシティ VS トッテナム プレミアリーグ第2節

マンチェスターシティの第2節の試合レビューです。
まずはスタメンです。今回はマンチェスターシティは4-2-3-1でした。DAZNでは4-3-3と紹介ありましたが、実際の試合ではアグエロが1トップでした。

マンチェスターシティ VS トッテナム スタメン

マンチェスターシティ VS トッテナム スタメン

いつものGoogleのポジションが正しいですね。

試合展開
試合はお互い得点の取り合いで、20分にスターリング、22分にトッテナムのラメラが得点を取っています。データとしてはボールポゼッション、シュート数など総じてマンチェスターシティが上回っています。試合を見ていてもマンチェスターシティが優勢に進めている印象です。実質トッテナムは1得点目のみ崩しで獲得した得点といえます。

 

マンチェスターシティの戦術で見えたもの

マンチェスターシティはさすがペップというようなトランジションが素晴らしく整っている戦術をとっています。

 

kazuboy33.hatenablog.com

 

相手GKが持つ、あるいはディフェンスラインが持つ場合のボールの追い方として
基本的には必ず1枚がプレスをかけ、連動して1枚、2枚とチェックしに行く形です。
頻出するのはアグエロ・デブライネのプレスですね。

マンチェスターシティのプレッシング

マンチェスターシティのプレッシング

アグエロがGKにプレス、デブライネ、スターリングがGKの近くの選手へのプレスを掛けます。GKはロングボールに頼ることになります。
ペップの戦術はこのプレスの連動が整っているという印象です。他のチームより洗練されているという表現がふさわしいように思います。
マンチェスターシティのポジショニングの妙もあるのでしょうか

マンチェスターシティ 攻撃陣のポジショニング

マンチェスターシティ 攻撃陣のポジショニング

基本攻撃時の形は、ペップらしくワイドに使う形になっています。スターリング、Bシルバがウィングのエリアでのプレーになります。
アグエロは中央付近に位置取り、デブライネが流動的に動きます。
ペップは偽9番というような戦術を使っていましたが、現在のマンチェスターシティではその戦術は使っていない(あくまでメッシを生かす戦術)と思います。
アグエロはストライカーらしく中央付近でのプレーが多く、デブライネはTOP下と
サイドとの協調で動くイメージです。

この試合でも頻出しましたが、デブライネはハーフスペース、右側の内側レーンでの動き、Bシルバは右のレーンでの動きをします。(A) 対して左はアグエロは中央により
スターリングが動く位置が広くなりますが、サイドバックとの連動で動くイメージになります。(B)

(A)

(A)

(B)

(B)

この2つの形が頻出しています。ペップらしくウィングが開くサイド攻撃、サイドバックのハーフスペースの動きなどがうまく連動している戦術です。

今度はジェズスが入ったパターンがどのような攻撃になるのか、施術面を見たいですね

せば~~