UEFAチャンピオンズリーグ ラウンド16 1stレグ トッテナム vs ドルトムントをレビューします。 試合全体を通してみると、ここまで差がつくとは前半だけを見ると思えませんでしたがトッテナムのプレスが、ミスを誘発して奪った得点以降は勢いがついてトッテナムが勝利しました。
まずはスタメンです。
トッテナム、ドルトムントともにけが人が多くメンバーを入れ替えてきました。
立ち上がりは、トッテナムは中盤で自由にさせないようにドルトムントのヴィツェルなどにプレスを掛けます。
ドルトムントは前線からプレス、トッテナムの3バックに高い位置からプレスを掛けます。
戦術的視点でのポイント
ドルトムントは攻撃時は4-3-3、高い位置でのプレスも基本3人で行きます。トッテナムに押し込まれ自陣で守備の時にはプリシッチとサンチョが下がりヴィツェルが少し下がり4-1-4-1の形に変化させています。
守備を組織的によい形ということと、ヴィツェルがトッテナムが入ってくるスペースを消す役目をしています。
トッテナムがどのように守備を崩すのか、攻撃を成立させるのか?という点です。
前半には動きはありませんでしたが、後半開始早々に動きがありました。
トッテナムがドルトムントに高い位置でプレスを仕掛けます。ここでドルトムントがミスをしました。結果としてトッテナムが得点します。
この得点が試合の流れを大きく左右しました。結果からするとそのあとはドルトムントが前がかりにならざるを得なくなり、トッテナムの中央のスペースと、ディフェンスの裏にスペースが生じます。
ドルトムントは前半は中央のスペースを中心にトッテナムの自由を奪っていましたが、
失点後にやはりリスクを負って前に行くことになりスペースが生まれるようになりました。
特にドルトムントの右サイド側がミスが多くなったことです。1失点目もドルトムントのハキミ選手のミスでしたし、その後もパスミスなどでピンチを招いていました。ここは修正が必要な点だと思います。
セカンドレグはどうなるでしょうか?
せば~~~~