UEFAチャンピオンズリーグのマンチェスターユナイッテッドvsパリSGの試合をお送りします。
まずスタメンからです。
試合としては非常にしまった良い試合でした。前半に関しては、マンチェスターユナイテッドは左のマルシャルが抑え込まれていましたし、パリSGもムバッペが序盤はあまり出てこない感じでした。
ただ、だんだんと熱量が上がってきます。カードもお互いではじめ、マルシャルが足を痛め、ディ・マリアがピッチ横のフェンスに激突するなど激しさがではじめます。
どちらかというとパリSGがボールをうまく回せておりシュートチャンスも得ていました。マンチェスターはさらに前半終了間際に、リンガードが負傷します。後半も流れは変わらず、パリSGが得点します。
パリSGは追加点をさらに重ね、一方のマンチェスターユナイテッドはポグバがレッドカードで退場した時点で終わりました。
カード枚数がでて相当あれた試合になりました。
戦術的視点でのポイント
戦術的視点でいうとパリSGの守備という点が非常に良かった試合であったと思います。中盤のヴェラッティ、マルキーニョス、ドラクスラーが効いていました。
パリSGの守備は安定していました。4-4-1-1の布陣ですが、4枚のMFと4枚のDFでバランスよくスペースを埋め、マンチェスターユナイテッドの攻撃陣に対して数的優位を維持していました。図の黄色枠の位置にマンチェスターユナイテッドの選手は入るものの数的優位で囲まれてボールを保持されてしまいます。
特に中央に構えるヴェラッティ、マルキーニョスが中盤を抑えるのと、ドラクスラーがボールの位置を見ながら、ボールの出どころにプレスをかけるという動きで、マンチェスターの中盤3枚の動きを封じます。
試合を通して、マンチェスターユナイテッド側は個人での突破を図る戦い方になってしまい、効果的に攻撃ができていませんでした。
パリSGの4-4-1-1はなかなか見ごたえがありました。
ハイライト動画
せば~~~~