試合レビュー トッテナム VS アーセナル プレミアリーグ第29節

今日はプレミアリーグ29節 トッテナムvsアーセナルの試合レビューをします。

見ごたえのある良い試合でした。お互い強豪でありライバルでもあるので、
DAZNで見ていても、スタジアムの雰囲気も良かったです。
ではスタメンです。

トッテナム・アーセナル スタメン

トッテナムアーセナル スタメン

試合展開

試合はお互いに慎重に入ったと思います。ボール保持自体はトッテナムのほうが優勢だというのはわかりました。アーセナルは最後のフィニッシュをさせないというところは
きちんと管理している印象です。
トッテナムが優勢の雰囲気でしたが16分にラガゼットへのパスをトッテナムのクリアミス、ラガゼットからラムジーにスルーパス、そのまま持ち込んでシュートを決めました。

43分のトッテナムの攻撃を防ぐ。一瞬の間で浮き球のショートパスからのシュート、
こぼれ球のシュートをキーパーが何とか防ぎました。

 

トッテナム アーセナル データ

トッテナム アーセナル データ

全体の試合展開として、トッテナムがポゼッション、シュート数が多いです。
枠内についても、オフサイドにはなってしまったヘディングシュート(これまたすごいシュート)がありました、もう少しで得点し勝ち切ることができませんでした。


アーセナルとしてもオーバメヤンがPKを決めれれば勝てるというところだったので惜しかったでしょう。

戦術的視点のポイント


トッテナムは3バックですが前がかりになった後にDFが少ないので、ラガゼットなど
前線の起点となる場所にパスが通ると一気に苦しくなります。
戦術的には中盤のプレスを回避して高速カウンターは有効といえるでしょう。

アーセナル1得点目シーン

アーセナル1得点目シーン

トッテナムの3バックは可変システムで、ディフェンス時に5バックに変形しますが、戻り切ることができない状況であれば、スペースも大きく空きますし、アーセナル側から見ると、数的優位性でも勝負になるということがわかります。

3バックの弱点は背後のスペース、DFが攻略された場合に枚数が少なくなることがあります。(4バックでも同様のケースは起こりえるが、2枚が守る形が基本となる。)


アーセナルとしてはまずはボールを収めるという意図で中盤を省略したロングボールで
パスを成功させれば高速カウンターは完成します。特にトッテナムは前からプレスをかけた直後の状態なので、戻り切れないというところです。
DFのパスの処理ミスもありましたがその後の局面は下記となります。

アーセナル得点シーン2

アーセナル得点シーン2

せば~~