試合レビュー  日本 vs チリ コパアメリカ2019 グループステージ グループC 1/3節

試合はチリが4バックで得点、日本は0点。4-0で日本敗戦しました。

残念です。
攻撃面での決定力もさることながら、失点が大きいです。少なくともロースコアにする
形でなければならなかったでしょう。
得点を取っていればという論調はありますが、守備がうまくいっていないほうが問題です。少なくとも得点以上に失点しては意味がない。現状4点も取られていれば、いくら得点を重ねても勝てません。

守備面での課題ですが、

一つは球際での戦いが淡泊であること、セカンドボールの争いもなかなか拾えない。

二つめは日本の左サイドの後ろのスペースが使われていること

でしょう。

日本 VS チリ スタメン

日本 VS チリ スタメン

 

全体として下がりすぎなのとミドルサードの部分で日本はボール保持はできていない
です。チリに簡単にとられています。
4バックですがDFは上がれない、中盤も上げられない、前線は前に残り気味と
スペースを多く与えているので、チリにボールを回されてしまっています。

少なくともポジショニングが良ければ個人で負けていてももう少し戦えたと思います。
特に中島の背後は空きやすく、その部分をどうするのか?は何もなかった。
チリはきちんと空いたスペースを使ってきました。

個人的には杉岡は代表クラスでは無理だと思いました。守備面で脆弱な面があったのと
サイドでボールを受けるにしてもミスが多い。
サイドが上がってきちんと戦えないといけない部分で負けてしまうと厳しいと思いました。

 

攻撃面ですが、前半よりは後半のほうがバランスが取れていました。中島選手と久保選手のコンビネーションはまだまだの印象です。個人でのドリブル突破はお互いしているのですが、それまでです。さすがに一人で持っていくのは難しいでしょう。

中島選手はよかったという報道がありますが、ドリブルで仕掛けていく怖さはあっても
やはりコンビネーションがないのでつぶされる面が多かった。確かに仕掛けるので相手からすると厄介ではあると思うのですが、単独ではそれ以上ではないです。


個人的な感想としては持ちすぎ感がある。
コンビネーションがあればさらに驚異的であったと思うのですが、そこはチームとしての成熟が必要な面ではあるとは思うのですが、もっと散らすなり、局面でよいパスで
攻撃を活性化するというのが必要だったのではと思うところです。

 

総じてやはりチームとしてのまとまりがないというのが印象です。
ウルグアイ戦はどうなるやら。

せば~~