４－４－２のフォーメーションが高校時代にプレーした経験と好きなチームが採用しているので４－４－２について語りたいということで、今回は４－４－２のの弱点に語ります。弱点は大きく2種類あり、一つ目がライン間に広がるスペース、2つ目がセンターバック（CB）、サイドバック（SB)の間になります。
まず、ライン間のスペースについて、4-4-2の場合にスペースは下記の図のA~Dの部分になります。
４－４－２フォーメーションでは基本的にMFとDFの間に大きな四角が3つできその中がスペースとなります。この空間の中央にボールが渡された場合には相手側選手がフリーの状態となります。当然守備側は、ボールまたは相手選手へ対応する形になります。このとき陣形が崩れ、別のスペースが生まれます。
上の図のように例えばCのエリアを使われた場合、周囲のMF・DFで対応しなければなりません。Cのエリアの対応をすると、B・Dのエリアが広がります。このようにスペースに出された場合に別の部分にスペースが発生するということで、その部分を突かれた攻撃がされるというのが弱点になります。
弱点を補う方法
- DF・MF間の距離を短く、コンパクトに陣形を整える
- ルールとしてボールに行く人間、スペースを埋める人間の役割分担・連携
局面ではルールで陣形を崩さないように修正すること、予防措置としてはコンパクトに保ちスペースをそもそも使わせない、使っても即座に相手をチェックできる状態を維持するというのが基本となります。
アトレティコマドリードは現時点で筆者が考える最強の守備戦術を実現しているチームですがアトレティコマドリードの場合にはさらに、FW・MFの守備でスペースへのパスを出しずらくする、制限するということで弱点を消すということをしています。
次回はセンターバック（CB）、サイドバック（SB)の間の弱点について解説します。下記書いてみたのでみてねｗ
そのたの関連記事はこちら
せばね～
