レアルマドリードとビジャレアルの試合レビューです。まずは以下のハイライトをご覧ください。
DAZNで試合を見ていました。結果はカソルラの2ゴールでドロー決着でしたね
まずは両チームメンバーとフォーメーションから
レアルマドリードはいつものメンバー(鉄板ですね。クリスティアーノ・ロナウド選手は抜けて・・・鹿島は歯が立たなかった(悔)
今回は1得点目について流れをみてみます。
中盤からロングボールでマルセロのいるマドリードの左サイドに展開されます。マルセロは攻めあがることが非常に多くマドリード攻略はマルセロの部分を突くのが定石です。
ビジャレアルも右ハーフは、チュクウェゼ選手がいるのでそこから攻めるつもりではあったと思います。試合全体を通してチュクウェゼ選手はスピード、切れのあるステップでレアルに対して仕掛けていく局面が多かった。すごくいい選手です。19歳でこのレベルとは恐れ入る。
注意:以降の図解のフォーメーションは試合を見ながら書き起こしています。画面外の選手の位置は実際とことなる場合があります。またPackingレートも同様です。あくまで参考としてみてください。
中央からのチュクウェゼ選手までのパスの局面は以下
オレンジのラインをロングボールでパス、この局面でPackingレートは5。チュクウェゼ選手がうまい体の使い方でボールを収めて中央側に切り込む第二局面は以下
ビジャレアル側の7番・8番の動きに対応してレアル側もDFラインをスライド。入れ替わるようにチュクウェゼ選手が中央にドリブル 第3局面は以下
引き付けながらチュクウェゼ選手がビジャレアルの左サイドにパス。このとき股の間をとおしたグラウンダー。ディフェンスラインの2人を抜く形になる。Packingレートは2。フィニッシュ。
Packingレートを意識してみると直観的でわかりやすい指標だと思う。最終局面はDFを抜いた状態ではないが、選手の密集度、マーク有無などを考慮して指標化はできないかとは思った。
1得点目はVillarealのやりたいこと、突きたい場所、選手のスライドというのがはまったと思う。レアル相手にどう崩すのか?といういみでも見ごたえがあった。
Packingレートについては下記の過去記事をみてね
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